ターポリンって何?横断幕によく使われる素材を解説!

横断幕によく使用されるターポリンは、ポリエステル布などを塩化ビニール合成樹脂でサンドした素材です。防水・防炎・耐候・耐久性に優れており、屋外常設の横断幕でも2〜3年は持つといわれています。また、メッシュやグロス、遮光など、種類も豊富です。
横断幕の生地として使用されることが多い「ターポリン」は、ポリエステル布やナイロン布の両面に塩化ビニールの合成樹脂を施した、三層構造のビニール素材です。
優れた防水性・防炎性を持つだけでなく、耐候性・耐久性も抜群で、色あせや劣化に強いといい大きなメリットがあります。
屋外常設の横断幕や懸垂幕にもおすすめの素材です。

また、ターポリンには通常のターポリン・メッシュ・グロス・遮光といったさまざまな種類があり、適した用途・設置場所が異なります。

今回は、横断幕におすすめの生地、ターポリンについて、その特長や種類、お手入れ方法などを詳しくご紹介いたします。

ターポリンの3つの優れた特長について

ターポリンは、ポリエステルやナイロンといった合成繊維の布の両面に、塩化ビニール製の合成樹脂で加工したビニール系素材です。

ただの布や塩ビシートよりも頑丈で、雨や風、直射日光に強いため、屋内外の横断幕・懸垂幕はもちろん、建設現場のシートや仮設テント、看板幕など、さまざまな用途で使用されいる素材です。

ターポリンの特長について、それぞれ詳しくご紹介しましょう。

1. 優れた防水性・防炎性でさまざまなシチュエーションで活躍

ターポリンの表面はビニール傘や雨合羽などに使用されている塩化ビ樹脂素材が施されているため、耐水性に優れています。
また、万が一火が当たっても燃え広がりにくい性質のため、安全性の面でも優れた素材といえます。

屋外常設の横断幕や懸垂幕はもちろん、雨をしのぐための仮設テントや簡易倉庫の屋根、トラックの荷台にかけるシートなど、さまざまな用途で活躍しています。

さらに防火加工を施した「防火認定品」のターポリンであれば、飲食イベントや花火を使用するイベントなど、火気のある場所でも安心して使用できます。

2. 耐候性抜群で色あせしにくい

塩化ビ樹脂素材は酸化に強いため、屋外で直射日光や雨風に晒されても劣化しにくいという優れた耐候性を持っています。

また、ターポリンに使用されるインクは溶剤系のため、屋外常設でも2〜3年は目立った色あせ・変色が起こりにくく、長期使用に最適です。
使い方や環境によっては、5年以上使用できるケースもあります。

3. 三層構造で引っ張りや衝撃にも強い

ターポリンは、合成繊維の布の両面に塩ビ加工を施した3層構造でできているため、引っ張りや引き裂き、衝撃に強く、非常にタフな素材です。

基布の糸の太さや打ち込みの数によって強度が異なり、一般的には海外製よりも国内製ターポリンの方が強度が高いといわれています。

ターポリン生地には4つの種類がある


ターポリンは加工の方法によって次の4つの種類に分けられ、それぞれ異なった特性があります。用途や場所に適したものを選びましょう。

1. 汎用性の高いターポリン

ポリエステルやナイロンを塩ビ合成樹脂で加工した、いわゆるベーシックなターポリンです。
弱溶剤インクジェットによるフルカラー印刷で、鮮やかな仕上がりが特長です。
長期常設の横断幕・懸垂幕など、屋内外、幅広い用途に利用できる汎用性の高い素材です。
通常のものより頑丈な厚手タイプもあります。

2. 屋外大型広告向きのメッシュターポリン

メッシュ加工の基布を使用しているため、通常のターポリンよりも軽く、持ち運び屋に便利です。
風を通すため、はためきが少なく、視認性に優れています。建築現場など屋外の大型広告におすすめの素材です。
通常のターポリンよりも若干強度が劣るため、長期間使用する場合は折り返しなどの補強を施しましょう。

小さな字や細かいデザインは、メッシュの細かい穴によって潰れてしまう場合があるため、発注の際は注意が必要です。

3. 鮮やかな発色で横断幕にピッタリ!グロスターポリン

グロス(光沢)加工を施したターポリンです。鮮やかな発色で写真も綺麗に表現できます。
通常のターポリンよりもテカリを抑えられるため、視認性に優れてた素材です。
屋内外の横断幕や懸垂幕、POP、バナーなどに使用されることが多い素材です。

4. 両面印刷向きの遮光ターポリン


通常のターポリンを2枚重ね、生地のあいだに遮光幕を挟んだ作りになっています。
光を通さないため裏面が透けず、両面印刷が可能です。

表に文字、裏にイラストや写真といった使い方ができるため、デザインに幅が生まれるでしょう。
厚手のタイプや、防炎加工が施されたタイプがあります。

ターポリン横断幕の上手に保管する2つの方法

ターポリンでできた横断幕は、頑丈で屋外常設でも長期間使用できます。
しかし、間違ったお手入れや保管方法は、ターポリンの寿命を縮めてしまいます。

ターポリンの横断幕を長持ちさせるためのコツは、次の2つです。

1. くるくる丸めて保管が鉄則!

ターポリンは両面に塩ビ合成樹脂が施されているため、素材が固く、折りたたんで保存してしまうと、折れ跡がついたり、印刷面のインクが剥がれてしまう可能性があります。
使用しないときは印刷面を内側にして、くるくると丸めて保管しましょう。
また、保管場所は高温多湿を避け、暗くて風通しの良い場所が基本です。

2. 拭き取りお手入れの際は力を入れ過ぎない

いくら耐水性・耐候性に優れているとはいえ、横断幕が雨や風に晒されれば、どうしてもシートが汚れてしまいます。
汚れを放置するとターポリンの劣化を早めてしまうため、気になる汚れは柔らかい布を濡らし、できるだけ力が入らないよう優しく拭き取りましょう。
強く擦ってしまうと、印刷面のインクが剥がれてしまう可能があります。

ターポリン横断幕の機能性・耐久性をアップさせる2つの加工

ターポリンの横断幕の機能性や耐久性に影響を与えるのは、基布だけではありません。
設置方法に適した加工を施すことで、より使いやすく、ターポリンの魅力を引き出せるでしょう。


1. ハトメ加工は真鍮製がおすすめ


ハトメ加工とは、横断幕の四方・横辺に同じ間隔で穴を開け、穴の空いた金具を取り付ける方法です。
ハトメに紐やロープを通し、設置場所にくくりつけます。
スポーツ観戦の会場で、よく見かけるタイプの設置方法です。

2. 横断幕をぶら下げて設置できる棒袋縫い加工

横断幕の上下の布を折り返して袋縫いをする加工です。
袋の部分に棒を通して使用できるため、ぶら下げるタイプの横断幕や懸垂幕に施されることが多い加工です。
設置方法のバリエーションが増えるため、ハトメ加工との併用もおすすめです。

【まとめ】

ターポリンの種類や特性を活かして用途・場所に合った横断幕を作ろう!

丈夫で長期使用が可能なターポリンは、横断幕にピッタリの素材です。
厚手のもの、メッシュ加工、グロス、遮光など、さまざまな種類があり、その特性も異なります。

ターポリンでの横断幕を作る際は、それぞれの特性を見極め、用途や設置場所に合った素材を選びましょう。
ネットで簡単注文はこちらから。
ご来店の方はお気軽にお問い合わせくいださい。